ぽんどさんの飽きない英国

いよいよ60.英国行ったり来たり

2020年は日本は子年、英国でネズミといえば・・・

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Hedgehog

 すっかり年が明けてしまったが、今日は2020年1月13日。今年は子年。

ネズミといえば、英国で一番人気があるのは、Hedgehog ハリネズミ

 いたずらウサギのピーター・ラビットでおなじみの、ビアトリクス・ポターの絵本16「ティギーおばさんのおはなし」は、洗濯屋のはりねずみのおばさんが主人公。

 だいぶ前、私が湖水地方を訪れた夏の夜、パブで夕食を取りホテルに帰る、あたりもすっかり暗くなった道すがら、道端で何かごそごそ動いている丸いものがあり、じっと目を凝らすとなんとハリネズミ!こちらが歩みを止めてよく見ようと観察していると、こちらの気配を感じたか、彼(彼女?)も一瞬動きを止め、その後全速力(おそらく)で一目散に逃げて行ってしまった。

 今は英国でもハリネズミは数が少なくなっていることもあり、全英で保護運動が盛ん。

一般公開しているカントリーハウスに併設の動物コーナーでもハリネズミ舎を見かけたし、以前、英国北部ハロゲート近郊王立園芸協会(RHS)ハーロウ・カーでもハリネズミの住みやすい小屋の展示をみかけたものだ。

 今年のお正月はロンドンのホテルでテレビをつけたら、ハリネズミが暮らしやすい庭を造るガーデン番組をやっていた。

 ちなみに、上記写真は何年か前に私が描いた油絵のハリネズミ

 英国は、昨年12月与党保守党が過半数議席獲得で、1月下院で離脱協定法案を可決。31日にはおそらくEUを離脱し、11か月の移行期間へ。

 すべての英国好きの人間だけでなく、ハリネズミにとっても、「真にいつまでも住みやすい英国であれ」と願う2020年1月。