日本に、左右対称の整形されたフランス式庭園ではなく、自然な雰囲気の英国式庭園が大々的に紹介され始めた初期の頃、1990年に蓼科のバラクラ イングリッシュガーデンがオープン。
ご多分にもれず、私も何度も通い、
イングリッシュガーデンに目覚め、オールドローズを試行錯誤しながら育て、日本では飽き足らず、英国中のガーデンを訪ねるようになった。
この夏、20年ぶりぐらいに再訪。新しかった鉢、木道、レンガなどもいい感じに苔ががむし、いい感じに時代の傷がついていた。
お盆休み明け、ダリアが美しい、雨上がりの静かなガーデンには、かわいい毛虫が小道を横切り、蝶が蜜をあつめ、蜻蛉が止まっていた。